ニンゲンたちのゴタゴタ

🐾扶養が足りない!?学費パニック

「きゃっ!」 朝、ベッドに寝っ転がっていた旦那が悲鳴を上げた。何事かと身構えたワシ(猫)。…悪夢でも見たかと思えば、スマホを握りしめたまま、固まっていた。 大学4年の次女からLINEが届いたのだ。「無償化、落ちたって…」そう、...
鳴けば動く便利なやつら

🐾帰る人と残る人

朝、台所からじゅうじゅう音がする。旦那が朝ごはんと、三女の弁当を同時進行で作っているらしい。となりの部屋では、奥さんが掃除機をかけている。 ワシ(猫)はいつもの定位置、炊飯器の横。湯気とともにただよう、団らんの終わりの気配。 ...
ニンゲンたちのゴタゴタ

🐾ぱやぱや調・ためになる?フレーズ集

「しんどい日は、電池が切れてるだけかもしれません。ネコも一日中寝てる日があります。人も、止まる日があっていいと思います。」 「“がんばって”が重たく感じるときは、“今日は生きててえらい”で充分です。ネコはそれだけで毎日ほめられてます...
海風のテリトリー

🐾波の音が話し相手

「学校、行きたくないな…」 そんな言葉が三女の口から出た日は、よくこの神社に来る。海に向かってまっすぐ続く、ひっそりとした参道。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀る、開運厄除けの神様だ。 とはいえ、観光客も参拝客も、ほとんど...
鳴けば動く便利なやつら

🐾たつき難民、受け入れ中

たつき諒さんの漫画『私が見た未来』に書かれていた《2025年7月の大地震》という不穏な予言を口実に、関西組の長女、次女、そして奥さんが、ぞろぞろと島にやってきた。 久しぶりに姉たちと母親が揃い、三女もどこかホッとした様子。リビングに...
鳴けば動く便利なやつら

🐾「たつきさん、ありがとう」!?

「やっぱり、怖いわ」そう言って、関西で暮らす旦那の長女、次女が、なぜか続々と帰ってきている。 特に何かの宗教を信じてるわけでもない。スピリチュアル系にも弱いわけじゃない。 そう、きっかけは“あの漫画”らしい。 1999年...
ニンゲンたちのゴタゴタ

🐾 ほめないでください?

同居の三女は、極端に人の目を気にする。「できれば、誰の目にも止まりたくない」が口ぐせ。「透明な存在でいたい」というのが理想らしい。 …ネコか? 原因は、前の高校でのつらい経験。授業中に起立して指され、ちんぷんかんぷんの回答をし...
鳴けば動く便利なやつら

🐾マネー予報士

人には、「貯め時」と「かかり時」という人生の波があるらしい。で、うちの旦那方の家計は今――見事に「かかり時」ど真ん中。 しかも、ただの出費ではない。彼いわく、 「蓄えが、ブルドーザーに削られるみたいに消えていく…」 原因...
海風のテリトリー

🐾すし飯はどこに!?

旦那の誕生日。今年は三女と二人で、夜の街へ繰り出したらしい。帰宅後、開口一番、「うまかったねー」「腹いっぱい!」とテンション高めにご報告。どうやら相当いいものを食べた模様。 スマホを覗くと、そこには皿に乗ったイサキ、ヒラメ、ハガツオ...
鳴けば動く便利なやつら

🐾「カルカン18歳から」と「本搾りレモン」――わが家の二大ロングセラー

ゴクゴク、ぷはあー。氷をたっぷり入れて、何ともおいしそうに飲む旦那。焼酎グラスにザッと注ぐその姿は、もはや儀式。夕暮れと共に始まる“本搾りの刻”である。 わが家のこだわりといえば――ネコであるワシが「カルカンまぐろパウチ 18歳から...
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